レモンとオレンジの作用

柑橘系の精油は、もやもやした気分を払拭し、心を元気にしてくれる作用があります。また、食欲の改善にも効果的です。今回は、柑橘系でポピュラーなレモンとオレンジを紹介します。

レモンについて

ビタミンCが豊富で有名なレモン。料理、お菓子、紅茶やカクテルなど、爽やかな酸味は、食べ物を引き立ててくれます。

<主な作用>
消毒作用、鎮静作用、抗感染作用、殺菌作用、健胃作用、抗ウイルス作用、解毒作用

<心への働き>
心の中が、悩み事や不安でいっぱいのとき、爽やかな香りが気分を軽くし、リフレッシュさせてくれます。精神的苦痛からくる吐き気や興奮、不眠を解消してくれるといわれています。

<身体への働き>
循環器系(特に血管)を強くしてくれる作用があり、リンパのうっ血を改善してくれるといわれています。消化器系を刺激して、胃液の分泌を促すため、肥満と食欲不振の両方に良いといわれています。また、解毒作用があることから、生ものを食べるときにレモンの果汁を一緒に摂取すると良いそうです。

オレンジについて

オレンジは、果皮からオレンジ精油、花からネロリ精油、葉からプチグレン精油など、どの部位からでも薬効成分を持つ精油が採れる優れた植物です。さわやかさと甘さをあわせもつオレンジの香りは、穏やかさが特徴で、落ち込んだ気持ちを慰めて、明るく前向きな気分にしてくれます。

<主な作用>
消毒作用、鎮静作用、健胃作用、強壮作用、駆風作用、解熱作用

<心への働き>
オレンジもレモンと同様、心に安らぎを与えてくれる香りです。元気を無くしてしまって前に進みだせないとき、優しく甘い香りが背中をそっと押してくれるでしょう。リラックス効果が高いので、就寝前のアロマバスがおすすめです。

<身体への働き>
神経性の胃腸の不調を和らげ、下痢や便秘にも有効です。食欲を増進してくれるので、夏バテ予防にも良いでしょう。ただし、ダイエット中は避けたようが良さそうです。ストレスによる下痢症状の緩和にも役立ちます。

おすすめ活用法

<部屋の臭いが気になる時はレモン>
希釈したアルコールにレモン精油を入れたものを空気中にスプレーすることで、こもった臭いを消してくれます。また、消毒・殺菌作用があるので、感染症予防にも役立ちます。

<下痢症状にはオレンジ>
洗面器にお湯を張り、オレンジ精油を3~5滴を落とします。タオルを浸して絞ったら、お腹に当てましょう。温めてあげることで、症状が穏やかになります。