アロマオイルで安心、安全な虫よけ

暖かくなってくると出てくるのが厄介な虫たち。蚊にハエ、ゴキブリなど気付かないうちに家のなかに入ってきて、本当に迷惑ですね。地域によってはムカデやハチ、毛虫といった刺されると危険な虫も出てきます。蚊取り線香や忌避剤、殺虫剤などの薬を使って対策をしているケースも多いでしょうが、赤ちゃんやペットのいる家庭だと少々心配な部分も。ペットや赤ちゃんだと危険と知らずに口に入れてしまうこともありますので、虫対策をしたくとも忌避剤などを置けないということも多いのではないでしょうか。そこで危険性の低いアロマオイルを使って安心、安全な虫対策をしてみませんか?

見るのも嫌!あの虫を撃退

まずは見るのも嫌、という人も多いあの虫、ゴキブリをアロマオイルで対策してみましょう。ほんの些細なすきまからでも家のなかに入ってきて、段ボールやホコリまでもエサにしてしまうというゴキブリ。繁殖力も強く、家の見えない部分に巣をつくって集団で生活しているともいわれています。そんなゴキブリ、対策はとても面倒。住み着かれてしまう前にまず家に入れないことが重要です。

そこで効果を発揮するのが、アロマオイル。どんな環境でもしぶとく生き延びるゴキブリですが、一部の香りを嫌がる性質があるといわれています。その香りのアロマオイルをうまく使えば、ゴキブリを遠ざけることができるはず。ただ残念ながらアロマオイルにはゴキブリを殺す作用はありません。嫌な香りで遠ざけさせる作用しかないため、すでに家に入ってしまっている場合、住み着いている場合にはあまり効果がないといわれています。

では具体的にゴキブリが嫌がり、近寄らないといわれているアロマオイルをいくつかご紹介。代表的なのはスペアミントやペパーミントといったミント系、クローブ、ラベンダー、クミンなど。またアロマオイルではないですが、ハッカ油も効果的といわれています。これらのアロマオイルでスプレーを作り、玄関先や勝手口、ベランダや窓際などゴキブリが侵入してきそうな場所に吹きかけておきましょう。ほかにもアロマオイルを染み込ませた布などで飾りを作って侵入口になりそうな場所に飾っておくのでもOK。またエアコンの室外機が侵入口になることもあるため、エアコンのフィルターにアロマオイルスプレーを吹きかけておく、という方法もあるようです。

ただ残念ながら確かに効果があるかどうかは未知数な部分が多いよう。最近では抵抗性ゴキブリ、という並大抵の殺虫剤では効果がないものがいるぐらいなので、効果が出ないことも考えられます。

そして夏場、家に入られるととても厄介な蚊が嫌がるといわれているのが、ゼラニウムやレモンユーカリ、ラベンダーやレモングラスです。これらのアロマオイルでスプレーを作り、服や網戸、室内に吹き付けておくと蚊が寄ってこないのだとか。ただペットや赤ちゃんがいる家庭の場合、服や室内に吹き付ける量は控えめにしましょう。敏感肌など、肌にトラブルがない人ならば直接体に吹き付けても問題ないそうです。

虫よけとしてアロマオイルを使うポイント

アロマオイルを虫よけとして使う場合、即席の虫よけスプレーを作るのがいちばん簡単で手軽です。用意するのは遮光できるタイプのスプレー容器に精製水、無水エタノールと香りのもととなるアロマオイル。防腐剤を使わずに作るため短期間で使い切れるよう、少量ずつ作るのがおすすめ。例えば、この程度を作ってみてください。

・アロマオイル:10滴 ・無水エタノール:5ml ・精製水45ml

作り方としてはまず無水エタノール、そしてアロマオイル、最後に精製水の順番でスプレー容器に入れ、よくふってそれぞれの場所に吹き付けましょう。アロマオイルはブレンドが可能ですので、ミント系とレモンユーカリなどをあわせて作ればゴキブリと蚊の両方の忌避剤となるそうです。

また使うアロマオイルは100円ショップなどで売っている、安価なものではなく植物などからきちんと抽出された天然のものを使ってください。安価なアロマオイルのなかには植物から抽出したのではなく、人工的に作った香りをエタノールにつけているだけのものもあります。虫が嫌がるのは厳密には香りではなく、植物に含まれている成分。アロマオイルはそれをギュッと凝縮して抽出しているため、効果があるといわれているのです。虫よけ用にアロマオイルを買う場合は、ぜひ注意してください。

夏場を中心にたくさんの虫に頭を悩ませている人は多いはず。今度の夏は、アロマオイルを使って素敵な香りに包まれながら安全な虫対策に挑戦してみてください。