香りのブレンドの仕方

自宅で楽しむアロマテラピーの魅力の一つは、自分だけのオリジナルの香りをつくることができることです。いくつかの精油を合わせて、自分好みの香りをたのしみます。お気に入りのコスメをつくることは、それだけで癒しの効果があるでしょう。ぜひ、楽しみながら試してみましょう。

精油のブレンドの仕方

ブレンドをする際には使用目的をまずは決めましょう。リラックスすることが目的なのか、肩こりや頭痛を改善したいのか、など目的や症状によって選ぶ精油の種類が変わります。精油はもちろん1本だけでも使うことができますが、2本~5本をブレンドすると、相乗効果が生まれて効き目もアップします。

ブレンドする際には、3つのタイプをバランスよく配合するのがコツです。フルーツやミント系のさわやかなもの、甘さのあるフローラル系、ハーブ系のもの、樹木系・エキゾチック系のものをそれぞれ加えることで、香りにいろどりが生まれます。フルーツやミント系のものは揮発性が高いので、最初に香ります。フローラル系、ハーブ系のものはその次に香りが広がります。樹木系・エキゾチック系のものは香りが長持ちするため、他の香りが消えても数時間は続きます。

ブレンドする時にはおのおのの精油の比率「ブレンディングファクター」が大切です。1~12まであり、数が少ないほど香りが強くなっています。ブレンディングファクターが小さい者ほど、配合滴数が少なくなります。香りには、柑橘系、ハーブ系、樹木系、スパイス系、樹脂系、エキゾチック系、フローラル系の7種類があります。特定の香りが好みなら、その中でブレンドするのもOKです。香りを確かめながらブレンドすれば失敗しないでしょう。

マッサージ・コスメのつくり方

自分で香りを選んで好きなコスメをつくることはとても楽しいものです。自然素材を使うことの心地よさを感じられますし、肌や髪のコンディションに合わせて作れるというメリットもあります。市販のコスメにはない面白さがありますので、ぜひ試してみましょう。

マッサージオイルをつくるには、精油を薄めるためのキャリアオイルが必要です。たくさんの種類がありますので、自分の肌質や肌触りによって好みのものを選ぶと良いでしょう。100%ピュアオイルにはビタミン類も豊富に含まれていて、新陳代謝を促進する効果があると言われています。また、保湿効果も高いです。原液でマッサージしてもクレンジングとして使うこともできます。

マッサージオイルや化粧水、スキンクリームなどのコスメづくりは、材料もプロセスも少なくとても簡単です。作り終えたものは、保存容器にいれ、日付や精油名などを記載してなるべく早めに使い切るようにしましょう。市販のものに比べて安全性は高いとはいえ、注意も必要です。妊娠中の人は使用不可の精油に気をつけ、子どもに使うときには滴数を少なくするなどの工夫も必要です。

精油のブレンドと、マッサージコスメの作り方の基本を覚えたら、さあ、自分で始めてみましょう。肌の弱い人、かぶれやすい人は、必ずパッチテストを行うようにしてください。