アロマテラピーってどんなもの?

アロマテラピーの歴史は古代エジプトまでさかのぼれます。植物の有効成分は生活の中でどのように用いられてきたのでしょうか。

アロマテラピーという言葉を知っていても、実際はどのようなものか正確に理解できていない人も多いのではないでしょうか。ここでは本来のアロマテラピーについて、詳しく紹介していきます。

アロマテラピー - Wikipedia

アロマテラピーの起源

紀元前3000年頃の古代エジプトでは防腐作用のある植物から抽出した成分を用いてミイラを作っていました。また、クレオパトラはバラの香りを巧みに利用することで政治や恋の駆け引きに勝ったといわれています。

1931年頃、フランスの科学者であるルネ・モーリス・ガトフォッセが実験中に負った火傷の治療にラベンダー精油を用いてみたところ、著しい効果を得られたことから、精油の薬理作用に注目し「アロマテラピー」という言葉を造語しました。

日本で広まったきっかけ

日本では、アロマテラピーの学術研究の第一人者である鳥居鎮夫氏が、ラベンダーとジャスミンの香りが持つ鎮静作用・刺激作用を研究していました。

その後、阪神淡路大震災の被災者の人たちのために、「癒し」に着目したボランティアの人たちがアロマオイルを使ったトリートメントを行ったことが広まっていき、マスメディアでも頻繁に取り上げられるようになっていきました。リラクセーションやストレスの緩和、健康維持などに役立てる手段として多くの人に利用されています。

アロマテラピーが目指すもの

WHO(世界保健機構)が定める健康の定義は、「心・身体・魂」レベルで考えることだとされています。また、世界的にみた医療現場でもホリスティックという概念が定着しています。

ホリスティックとは、全体・包括・つながり・バランスという意味をもっていて、人間は「体・心・気・霊性」などの統合体であるという観点をベースに、生命が本来もっている自然治癒力を原点としているそうです。

アロマテラピーもまた、植物の有効成分が凝縮された精油を体内に取り込むことで、身体と精神の恒常性の不調改善し、バランスをとることで健康を維持していくことを目的とした自然療法としています。