作ってみよう、アロマ湿布

精油には香りで人を癒してくれるだけでなく、肌につけることで様々な作用があることはご存知でしょう。例えばグレープフルーツ油には血行を促進させてくれる作用があるため、むくみや冷え性の改善に役立ちます。そしてその作用を知っていれば、意外とつらい様々な症状をより早く、癒されながら改善できるのです。

<とっても簡単、アロマ湿布>

精油を使って湿布を作るのはとても簡単。まず温湿布ならばお湯に、冷湿布なら蒸留スイカフローラルウォーターをボールなどに張り、精油を1~2滴まぜます。それにタオルやハンカチ、もしくはコットンなどを浸して絞れば完成です。温湿布の場合は肌に乗せてからの時間を考え、少々熱めにしておくと温感が持続するのでおすすめです。これを痛みなどが起こっている場所に乗せるだけでいいのですが、温湿布と冷湿布では痛みの種類によって効き目が違います。

まず温湿布は筋肉が凝り固まり、血流が悪くなって起こる痛みなどの不快な症状によく効きます。なので肩こりや慢性の腰痛、眼精疲労などですね。ほかにも女性の場合は生理痛にも効くそうです。温めることで血流を促進し、筋肉をやわらげる作用があるので使う精油も血行を促進してくれるものをあわせて使いましょう。おすすめなのはスイート・マジョラムやラベンダー。ユズにローズマリーといったところ。ラベンダーやユズは割とポピュラーな香りで、男女限らず抵抗感が少ない香りなので取り入れやすいはず。さらにラベンダーにはリラックス作用もありますので、就寝前に行うと心地よい眠りにも効果大です。

そして打ち身などのケガや筋肉痛、軽いやけどには冷湿布を。炎症を起こしているため、冷やしてできるだけ早く炎症を鎮めてあげましょう。ただ冷湿布の場合は長くても1~2時間ほどを限度にし、あまり長い時間あてないようにしてください。冷やしすぎてしまうと逆効果になります。冷湿布におすすめな精油はユーカリやレモン、ラベンダーといったもの。とくにユーカリはヒヤッとする冷感作用もありますので、日焼けで火照った肌などにつけるととてもスッキリします。また温湿布のときにもおすすめしたマジョラム・スイートも効果があるそうですので、あまり手持ちの種類を増やしたくないときは使い回ししてもいいでしょう。

<気分転換にも使える湿布>

このように、痛みや凝りなどの不快な症状を和らげてくれるアロマ湿布。激しい運動をしてしまったときやデスクワークで何となく体がだるいときなど、活用できる場面は様々。ですがそうした目立った不快な症状がなくとも、リフレッシュしたいときにも活用してみてください。

気分転換で使うなら、目に使いましょう。リラックス作用のある精油を使って温湿布をすれば、イライラしたり何となく気分が落ち着かないときにリラックスさせてくれます。逆にリフレッシュや集中力アップなどの作用をもつ精油を使って冷湿布をすれば、眠気をさましたり効率よく物事をこなすことができます。ちなみにイライラやストレスを解消してくれるといわれている精油だとラベンダーやネロリ、オレンジ・スイートといったものが代表的。男性が使うなら少しウッディな香りが楽しめるサンダル・ウッドもおすすめです。そしてリフレッシュ、集中力アップならばペパーミント、ユーカリ・グロブルズ辺りがスッキリとした爽やかな香りで気持ちをシャキッとさせてくれます。この2つだと少し香りがきついと感じるならば、レモンやグレープフルーツも柑橘系のさわやかさがあるのでリフレッシュできますよ。

体の不調だけでなく、精神的な不調にも効果を発揮してくれるアロマ湿布。温かさや冷たさを実際に感じることができるため、芳香浴よりも短時間で効果が出るのも嬉しいポイントですよ。