緑茶に含まれるその他の有効成分

緑茶に含まれている有効成分は、カテキンだけではありません。お茶には他にもカフェイン、テアニンや豊富なビタミンなどが含まれている健康食材なのです。

カフェインの働き

カフェインの主な作用は、覚醒作用と利尿作用です。カフェインは脳の中枢神経に働きかけて興奮させるため、眠気を防ぎます。知的作業・運動能力を向上させる効果があるといわれます。また、お茶が二日酔いに良いと言われているのは、カフェインがアルコールの代謝を高めるためだそうです。利尿作用も加わりますから、回復が早くなります。

お茶特有のテアニン

お茶には独特の旨みや甘みがあり、気分をリラックスさせてくれます。これは、アミノ酸の一種のテアニンの働きによるものです。テアニンはお茶やツバキ、サザンカのみに含まれていて、玉露や新茶が甘いのは、テアニンを豊富に含んでいるからだそうです。

テアニンは血圧の上昇を抑制し、脳の神経細胞を保護する働きがあるのだそうです。緑茶を飲むとリラックスできるのは、α波が上昇するからだといわれています。

豊富なビタミン

私たち人間にとって必要な栄養素であるビタミンですが、一部のものは体内でつくり出すことがでず、飲食で摂取するしかありません。緑茶は、他の食品と比較しても多種のビタミンを含み、また含有量も多いので、日常的に飲むことは、健康維持にとても良いことです。ちなみに、烏龍茶や紅茶などには、製造方法が違うために、ビタミンが含まれていないものが多いのだそうです。

葉酸の含有量が魅力

緑茶に含まれるビタミン群の中でも、特に他の食品に比べて多い葉酸は、積極的に摂取したい栄養素です。葉酸は、赤血球の形成を助けるという重要な役割を持っていて、新生児の神経系の発達障害を防ぐために、婦人科では妊婦に摂取を推奨しているところもあり、また動脈硬化、大腸がん、痴ほうなどの予防に有効だといわれています。

このように、豊富な栄養素を含んだお茶の葉は、とても身近でありながら素晴らしい効果を持った健康食材なのです。これからは、飲むだけではなく、葉っぱごとおいしくいただきましょう。